ランディングページを外注する場合の見積書について

インターネットの普及で、WEB上で購入できないものはないと言われるくらい、様々な商品やサービスの購入や申し込みができるようになりました。また、ほとんどの企業が、自社のホームページを所有するようになり、経営に対する基本ポリシーや顧客に対するお知らせ、自社製品の紹介やニュースなど、様々な情報を発信しています。当初は、このホームページ上で自社製品の販売や申し込み等も行っていましたが、情報量が多くなればなるほどホームページのボリュームだけが大きくなってしまい、結局、何を伝えたいWEBサイトなのかわからない状態に陥ってきました。また、競合他社との区別も困難な状況となってきたことから、ホームページとは別に販売に特化したWEBページが構築されるようになりました。このWEBページはランディングページと呼ばれ、サイドバーやフッダー、ヘッダー等が配置されない、いわゆる「ペラサイト」で構築されています。

ランディングページが、様々な企業で導入され、一定の実績が上がって来るようになると、他の企業でも導入が検討されるようになりましたが、一番の課題はコストでした、当初は、制作に適切なツールやソフトもありませんでしたから、業者に制作依頼するほかに手段がありませんでしたが、見積書の段階で10万円~50万円の金額が出ていたため、導入を躊躇する企業も少なくありませんでした。特に、ネットビジネスを始めたばかりの個人サイト運営者などは、導入を諦めざるを得ませんでした。ところが、ワードプレスの普及とともに、誰でもランディングページを無料で制作することができるようになりました。これが、一つの転換期になったことは間違いありませんが、売り上げに結び付いたかというと、大半の企業や個人サイト運営者は、大きな効果を得ることができず、結局、外注に頼らざるを得ない状況に変わりありませんでした。そこには、ランディングページの本質を理解するという、最も大切な概念が忘れられていたのです。

ランディングページは、ホームページと区別して作成されるものであり、その役割は自社製品やサービスをネット上の見込み客に販売することです。そのため、ランディングページは、シンプルなペラサイトとすることで、サイトを訪れた見込み客が、他のページや別のWEBページに興味を削がれることを防止しています。そのためには、まずは見込み客に、WEBページを最後まで読んでもらうことが大切ですから、他のサイトや商品に目移りしないような、キャッチコピーやセールスワードを用いて本文を充実させることが重要ですが、なおかつ、動画や画像、漫画などを随所に盛り込む仕掛けが必要になります。そして、WEBサイト全体にストーリー性を持たせることが大切です。単に商品画像や動画を掲載しただけのWEBサイトはランディングページとは言いません。それでは、ホームページにおける商品紹介と何ら変わりがありません。多くの企業や個人サイト運営者が躓いているのが、この部分の概念が抜け落ちていることです。反対に言えば、ストーリー性を持たせることができれば、実績を伸ばすことは簡単だとも言えます。

人間が「購入」というアクションを起こすためには、潜在的に持つ不安や欲求を呼び起こし煽る必要があります。つまり、サイトを訪問してきた人が平常心ではいられない状況を作り出すことが必要であり、その次のステップとして、その不安を解消したり、欲求を満たすための方策を自社製品とともに示すのです。そして、最後のステップとして、ランディングサイト限定の特典や割引価格を期間限定で示すことで、サイトを訪問してきた人の焦りを生み出し、成約に結び付けるのが、ランディングページの王道とも言うべき手法になります。最近では、こういった流れを持ったランディングページが簡単に構築できる、ワードプレス用のテーマが開発されています。一からサイトを構築するわけではありませんから、見積書の価格は数万円が相場ですが、そこから見込まれる収益を考えれば、高い買い物ではないと考える企業や個人サイト運営者も多く、評判の良いものはヒット商品となっています。

そして、ランディングページにまつわる、最近の転機と言えば、スマートフォンの普及です。手のひらサイズの端末機で数多くの情報が収集できるスマートフォンは、WEBページの在り方を根本的に変えたと言っても過言ではありません。今やランディングページは、スマートフォンの画面サイズに対応していることは当然であるだけでなく、パソコンとは異なった内容が求められています。例えば、通販のホームページのキャッチコピーであれば、長い文字数のものではなく、短い文章ながらインパクトの強いものが求められています。最近では、パソコン用に構築したランディングページをスマートフォン用に改良してくれるサービスも始まっていますが、見積書の価格は10万円前後ですから、とてもリーズナブルだと言えます。もちろん、ワードプレスを活用すれば、無料でランディングページを作成することも可能ですが、本当も売り上げに結び付けたいのであれば、外注に作成依頼を行うことも得策だと言えます。

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